【事業レポート】かえっこバザール in アリオス 冬

2010.12.13

【事業レポート】
アリオス・クリスマス2010
かえっこバザール冬 in アリオス

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文:山田亜希子(かえっこ部長・アリオスペーパー編集部員)
撮影:鈴木宇宙

12月5日(日)、「アリオス・クリスマス2010」のイベントに参加してきました。

この日は午後から「かえっこバザール冬 in アリオス」が、そして夕方からは「クリスマス・イルミネーション」の点灯式がありました。

私は2008年に初めてアリオスで開催されたかえっこバザールにボランティアスタッフとして応募し、そのおもしろさに魅了され(多分、子どもよりものめりこんでいます)、市内でのかえっこバザールでも運営側として何度も参加しています。

前回、ゴールデンウィーク中にアリオスで行われたときには参加できなかったので、久しぶりにアリオスでのかえっこバザールを楽しんできました。

それでは、遊び方を紹介します。

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(写真右が山田さん)

まず最初に、かえっこの「受付」を済ませ、家から運び込んだおもちゃを「かえっこバンク」に持っていきます。

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ここでは係の子どもが、自分の主観で好きなようにおもちゃの値段をつけてくれます。そこそこのものは「1カエルポイント」、まあまあなものは「2カエルポイント」、なかなかいいものは「3カエルポイント」。でもときどき、すごくいいものが持ち込まれる時があるので、そういうときは「感動ポイント」をつけてくれます。

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持ち込んだおもちゃのポイントの分だけ、「かえっこカード」にカエルスタンプを押してもらえば、あとは自由にお買い物をしたり、様々なワークショップコーナーで遊んで「カエルポイント引換券」をもらったりすることができます。「カエルポイント引換券」をバンクに持ってくると、「カエルポイント」に交換してもらえます。

持ち込んだおもちゃはその後どうなるかというと、バンクで引き取られたあと、「バックヤード」で値段をつけます。

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こちらもスタッフは子ども。先ほどと同じやり方で、そこそこのものは「1カエルポイント」、まあまあなものは「2カエルポイント」、なかなかいいものは「3カエルポイント」の値段がつけられ、商品として会場内に陳列されます。

おもしろいのは、バンクでの査定額とバックヤードでつけられた値段の額が必ずしも一致しなくてもいい、ということ。だって作業する人の主観で決めていいんですから、担当者の年齢や性別や趣味が違えば当然、おもちゃの価値も違ってくるわけなのです。

そしておもちゃの「買い物」の仕方は簡単。
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会場内に並んでいるおもちゃのなかで、気に入った商品があったら「かえっこレジ」に持って行き、その値段の分だけカエルポイントを消してもらえば、それで買い物成立です。

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(レジでポイントと交換)

ところで、バンクで「感動ポイント」がつけられ、「とってもいいもの」と査定されたおもちゃは、その後どうなると思いますか?

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これらのおもちゃは、当日最後に行われる「かえっこオークション」にかけられ、子どもたちは貯まった「カエルポイント」をはたいて、意中のおもちゃを競り落とすことになります。これについては後ほど詳しく……。

今回の「かえっこ」も、最初から最後までたくさんのご家族で大にぎわいとなりました。その様子を紹介していきますね。

今回はお仕事をしたい子どもたちのために「ハローワーク」も作りました。

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お仕事をしたいお友だちにお仕事を紹介してくれます。終わったらお給料としてカエルポイント引換券がもらえます。
ハローワークコーナーの看板を立てた直後に「ここでお仕事紹介してもらえるんですか?」と真剣なまなざしで質問をしてこられたおばさまがいたそうで……。次回は「ちびっこ」のひとことを付け加えようと思いました。

かえっこでは様々なワークショップが体験できるのも楽しみのひとつです。

「アリオス・クリスマス」からは、廃油を使って作る「エコ・キャンドルづくり」やアリオスから出る廃材(トイレットペーパーの芯とか終了した公演のチラシとか牛乳パック、その他いろいろ)で作る「クリスマス ECOレーション」
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(エコ・キャンドルづくり)
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(ECOレーションの完成品)

渡辺さんのボードゲーム(渡辺さん手作り、オリジナルの世界にひとつしかないものなんですよ)
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食育ワークショップ(ぬりえにお箸にカロリー計算)
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クリスマスのクイズコーナー(難しい問題も混じっていたよ)
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エコなゲームコーナー
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(エコ釣り)
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   (エコ輪投げ)
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(エコかるた)

松ぼっくりで作るクリスマスツリー
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絵本の読み聞かせ(総合図書館でもおなじみの青空おはなし便)
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と、どれも楽しいワークショップが並びました。

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かえっこバザールの最後に行われるオークションは大学生のお兄さんやお姉さんが司会をつとめ、子どもたちは真剣なまなざしで自分が競り落としたいおもちゃが出てくるのを今か今かと待ち構えていました。

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一生懸命頑張っても競り落とせなくて悔し涙を流す子がいれば、意中のおもちゃを手に入れて大喜びする子どももいます。オークションでは実に様々なドラマが生まれます。

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でもカエルポイントはここで全部使いきらなくても、子どもの心を持っていればいつでもどこでも使えるので、また次回、大事に持ってきてね、と話します。

実はかえっこバザールは日本全国だけでなく、世界でも行われているんですよ。子どもの心があればいつでもどこでも使えるというところも私は好きです。 それと、子どもが主役で子どもの主観が尊重されるイベントだというところも気に入っています。子どもがいきいきと活動する姿を見ると私もとっても嬉しくなります。

今回のかえっこバザールでは中学生や高校生、大学生がたくさんお手伝いに来てくれました。

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絵本でホッとするコーナーがあったらいいな、と思い、総合図書館で読み聞かせをしている磐城高校の青空おはなし便のメンバーに「かえっこバザールに参加してみませんか」とお話したところ、快く引き受けてくださいました。当日は午前中に総合図書館での読み聞かせの予定も入っている中、午前と午後と掛け持ちで子どもたちに絵本を読んでくれました。

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アリオスラウンジは子どもだけじゃなく、大人もホッとできる空間になりました。

かえっこ受付やバンク、バックヤード、レジは青少年ボランティアのメンバーがお手伝いをしてくれました。

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青少年ボランティアには、中学生から大学生の、ボランティア活動に興味があったり、他の人の役に立ちたいと思っている人が登録しているそうです。今回、9人ほど中学生と高校生がお手伝いをしたいと集まってくれました。

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高校生ならばアルバイトもできる年齢だし、1日働けばそれなりの額をもらうこともできるのに、交通費も謝礼も出ないボランティア活動に、みんなとても喜んで、そして楽しそうに一緒に活動していました。

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青少年ボランティアに限らず、市内の他の場所で開催されるかえっこバザールでもいつも喜んでお手伝いに駆けつけてくれて、子どもたちと関わる仕事がしたいという大学生、また、ワークショップを担当している大人の方々。皆さん、いわきの子どもたちのために、と一生懸命に活動してくださって、私も3人の子持ちなので、子どもを持つ親として、本当にありがたく思います。そしてアリオスでのイベントも、多くの市民の方々とアリオスのスタッフが一緒になってつくりあげていけるようになったら最高だな、と思いました。

そして我が子も青少年ボランティアのお兄さん、お姉さんのように、喜んで他人のために仕事ができるようになってくれたらいいなぁと心の中で思いました。

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