フロントスタッフ日誌 第4回〜開演中、客席のなかで私は……

2011.1.17

フロントスタッフ日誌 第4回
開演中、客席のなかで私は……


 文:野木美礼 撮影:村井佳史

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皆さん、こんにちは。アリオス・フロントスタッフの野木美礼です。

1月9日(日)。中劇場では「第5回いわきアリオス落語会 立川志らく独演会」が催されました。

折しも季節は受験シーズンに突入ですね。受験生の方々にとりましては、緊張の駆け巡る時期かと思います。

試験会場の緊張感とはまた違いますが、アリオスの会場にも穏やかな緊張感が漂っています。

出会いは一期一会……ですからお客さまには丁寧に心を込めて接したい……私はフロントスタッフになってから、より強く“一期一会”の大切さを感じるようになりました。

そして毎回「どんなことが起きるかわからない」という状況の中、胸のドキドキは高まっていきます。

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今回の公演は落語ということでしたが、実に幅広い年齢層のお客さまが足を運んでくださいました。

お席への案内では、階段の段差などでお客さまがおケガをすることがないようにと配慮しながらお連れします。

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そして公演中は客席内に待機しながら、お客さまの中に体調の悪そうな方はいらっしゃらないか、寒そうにしている方はいらっしゃらないか……など、お客さまの変化にすぐ対応できるよう備えています。

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滑稽で楽しい演芸に、わき起こる笑い声。またこの日は落語だけでなく立川志らくさんとミッキー亭カーチスさんの奏でるハーモニカを聴く機会にも恵まれました。

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カーチスさんのハーモニカの哀愁のある音色と歌声、そして志らくさんが吹いてくださった「ふるさと」の温かな響きは、胸に染み入るものがありました。

会場にいらっしゃるお客さま、おひとりおひとりそれぞれに、生きる場所、帰る場所がある……そんな様々なバックグラウンドをお持ちの皆さんが今、この時をご一緒に過ごし、笑い声がひとつになっています。

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 ※

その時、ふっと、私の震えていた気持ちが定まりました。この時間が一期一会だと感じているからこそ、恐いのだと。

でも、「一度きり」の一期一会に縮こまるのでなく、“またお会いできますように”の願いを込めて「次へつながる」一期一会を目指していこう。

私が何より嬉しいのは、お客さまとそしてスタッフ同士で顔を見合せて笑える時です。

人と人が、ちゃんと顔を見て笑顔になれるっていいですね!


そして最後に……

アリオスからお帰りになられて皆さまの「ただいま」と「おかえり」がどうぞ笑顔でありますように。

(※印の写真は終演後に撮影しています)

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