【明日1/23開催】《トリオ・サンクァンシュ》松本健司さん(N響首席クラリネット奏者)に聞く

2017.1.22

日本を代表するオーケストラと言える、NHK交響楽団といわきアリオスとは、大ホールのこけら落とし公演に出演していただいて以来、東北唯一の「定期演奏会」の実施や、「N響メンバーによるおでかけアリオス」(主に学校を訪問するコンサート)など、様々な形で交流を続けています。
公演直前ですが、1/23(月)に開催する「NHK交響楽団 メンバーによる室内楽演奏会《トリオ・サンクァンシュ》」の聴きどころなどを、トリオ・サンクァンシュのメンバーで、N響首席クラリネット奏者である松本健司さんに、お話を伺いました。
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トリオ・サンクァンシュ=松本さんのほか、 N響オーボエ奏者:池田昭子さん、同ファゴット奏者:菅原恵子さんによる木管三重奏グループ

撮影:鈴木穣蔵(*を除く)


Q.松本さんは、2012年度、2015年度の「おでかけアリオス」や、2013年度の「いわき室内楽フェス」、そして、「N響いわき定期」にも出演され、ほぼ毎年いわきを訪れていただいていますが?

継続的に来させていただき、一定のリズムができているので、いわきでの演奏会は緊張しすぎずに、いい意味でリラックスして臨むことができる環境になっています。お馴染みのお店ができたり、やっぱり食材が何でも美味しいので、毎回、そんなところも楽しみにしています!
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2012年に出演した「おでかけアリオス」にて

過去出演いただいた公演のブログ記事
【事業レポート】木管三重奏との素敵な時間 in N響メンバーによるおでかけアリオス
【事業レポート】いわきアリオス室内楽フェス 其の4 「トリオ・サンクァンシュ編」


Q.松本さんたち、トリオ・サンクァンシュの演奏会もありますが、2/5(日)の「第6回 NHK交響楽団 いわき定期演奏会」にもご出演と伺っています。ここでは、ロシアを代表する指揮者、ウラディミール・フェドセーエフさん、そして、チャイコフスキー作曲 大序曲「1812年」で、いわきの子どもたち(高坂小学校、平第三小学校 合唱部)と共演しますが?

「おでかけアリオス」に伺う時は、各学校の校歌を木管三重奏版にアレンジして、子どもたちの歌と共演する場合が多いのですが、合唱がとっても上手い、そしてそのピュアな音色がとっても印象に残っているんです。まず、彼らと共演できる機会を持てることが、本当に嬉しいですね。聴き入ってしまわないよう(笑)、パワーをもらいながら演奏したいと思います。

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ウラディーミル・フェドセーエフさん

フェドセーエフさんは、まさしく“巨匠”ですよね。2015年度、N響の公演で指揮に立たれた時にご一緒させていただきましたが、のせ上手、盛り上げ上手。オーケストラのメンバー全員に聴こえるくらいの、大きな呼吸をされる方で、息を使う木管楽器奏者にとってそれは、とてもありがたいことなんです。オーケストラメンバーの息が一つになって、自然に良い演奏になるんだと思います。
今回の、「オール・ロシア・プログラム」(ムソルグスキー:交響詩「はげ山の一夜」、ハチャトゥリアン:組曲「仮面舞踏会」、チャイコフスキー:幻想序曲「ロメオとジュリエット」、大序曲「1812年」)、クラリネット奏者にとって、パワーのいる曲が多いのですが、フェドセーエフさん、そして子どもたちとの共演、とっても楽しみです。

Q.最後に、1/23(月)《トリオ・サンクァンシュ》演奏会の聴きどころを教えてください

オーケストラの重厚な世界とはまた違った、室内楽の魅力の詰まった演奏会になりそうです。3人で《トリオ・サンクァンシュ》として活動して12年が経ちましたが、「どんな曲をやろう」「こんなことに挑戦しよう」と、アイディアがつきません。今回は、フランスの作曲家プーランクのピアノの小作品の編曲版や、オーリックの木管三重奏の為に書かれた曲など、お話を交えてお届けする予定です。

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2013年度「いわきアリオス室内楽フェス」での公演の模様

3声=3人なので、単純に誰かが休んでいたら音が薄くなってしまい、吹き通しになってしまって体力的に厳しい! と思うこともありますが、そこが逆に面白味の一つ。息の合わせ方や演奏し始めるタイミングなど、繊細に音をつくっていきます。3つの木管楽器が奏でる“色彩の変化”をお楽しみいただき、年齢問わず、多くの方にお聴きいただけたら嬉しいです。

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