【事業レポート】おでかけアリオス んまつーポス 身体表現ワークショップ in 久之浜第二小学校(1回目)

2017.6.4



【おでかけデータ】
日時:2017年5月23日(火)10:30〜12:10
会場:いわき市立久之浜第二小学校 体育館
対象:全校児童 21名 
おでかけアーティスト:んまつーポス(児玉孝文、みのわそうへい、豊福彬文)、仁田晶凱 (にた あきよし・ダンサー)
研究視察:高橋るみ子(宮崎大学教育学部准教授/舞踊教育学)
文:矢吹修一(企画制作課)

 「おでかけアリオス」は、広大ないわき市のすみずみにアートを届けるべく、いわきアリオス開館前の2007年度から実施している主要事業の一つです。
 様々なおでかけアリオスのプログラムがある中で、クリエイティヴ・ダンス・ユニット“んまつーポス”による「身体表現ワークショップ」は2013年度から始め好評を博し、4年間で市内小中学校9校を対象に実施しました。
 また、この「おでかけアリオス」は他のものとは違い継続型の内容となっており、月に1回程度学校に通い、同じ子どもたちを対象に4〜6回の身体表現ワークショップを行います。5年目となる今年度は、久之浜第二小学校、草野小学校 絹谷分校、宮小学校、3つの学校を対象に5月〜10月までの6ヵ月の間、各校4回ずつおでかけし身体表現に挑戦します。

 今回は、久之浜第二小学校での初回の様子を振り返ります。

 いわき市北東部、久之浜・大久地区にある久之浜第二小学校。日本で初めて発見された首長竜「フタバスズキリュウ」の化石が見つかった地区で有名なところです。地区内には、大きな海竜のモニュメントが目を引く「海竜の里センター」や、自分で化石の発掘ができる「アンモナイトセンター」があります。

 そんな海竜や化石にあふれた地区にある久之浜二小。正面玄関を入るとフタバスズキリュウのオブジェがお出迎えしてくれます。全校児童21名の小規模校で、学校全体が大きな家族のような雰囲気の学校です。


 初回ということもあり、「お互いを知る」をテーマに、新聞紙を用いた身体表現に挑戦しました。

 挑戦する内容は、
  ・新聞紙でストレッチ
  ・新聞紙ダッシュ IN 体育館
  ・新聞紙ダッシュ 校内
  ・新聞紙を使って校内各所であそぼう
 そして、最後に
  ・「Beautiful Newspaper」 を踊ろう
 です。

 どこにでもある新聞紙ではありますが、不思議なことに新聞紙を用いることで普段よりも身体を大きく動かしたり、高くジャンプすることができたり、夢中で走ることができたりします。



 全校児童対象なので、学校の敷地内全てがワークショップ会場として使用することができます。

 子どもたちをグループ分けした後、校庭や校舎を使いグループ毎に活動です。校庭の端から端までダッシュしたり、ジャンプしてみたり、ジャングルジムの上でポーズしてみたり。

 THE BOOMの「風になりたい」をBGMに、新聞紙を広げ青空の下、子どもたちが風となって学校中を吹き抜けて行きました。



 体育館に戻り、仲良くなった新聞紙を使って、「Beautiful Newspaper」という作品にチャレンジ。こちらは曲に合わせて身体表現をしていきます。んまつーポスのみのわさんの掛け声に合わせ、2人組でお互いの動きを真似してみたり、新聞紙を破ってみたり、移動しながらジャンプしてみたり。気がつくと身体表現の作品として仕上がっていました。

 最後に、破った新聞紙を集めてゴミ袋にまとめたものをボールに見立て、観察力と瞬発力を活かした身体表現を体験して1回目のワークショップは終了となりました。

 ワークショップ後に学校の先生に感想を伺ったところ、
「子どもたちの顔が初めは緊張して固まっていたけど、どんどん自由に身体表現して、自然とにこにこと楽しんで活動ができてとてもよかったです。次回が楽しみです」と、どの学年の子どもたちも、先生方もとても楽しんで身体表現ができたようで、次回のワークショップへの期待が高まったようでした。

 次回は6月です。2回目のワークショップの様子もこちらでご紹介していきますので、楽しみにしていてください。

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