【さきどりアリオス】風煉ダンス「まつろわぬ民2017」東京公演 観劇レポート【ネタバレ注意です!】

2017.6.6

いよいよ今週末に開催が迫った、風煉(ふうれん)ダンス「まつろわぬ民2017」。5月26日(金)〜6月4日(日)の東京公演を大盛況のうちに終え、ついにいわきへとやってきます。いわき公演が待ちきれなかった、いわきアリオス企画制作課のハギハラが、東京公演を観劇してきました。いわき公演に先駆けて、舞台写真とともに少しだけその様子をお伝えします。

【公演データ】
風煉ダンス「まつろわぬ民2017」
〔日時〕2017年5月31日(水)19:00開演(18:30開場)
〔会場〕座・高円寺(東京都杉並区)
〔撮影〕添田康平
〔文〕ハギハラヒロキ(企画制作課)



会場に入ると、まず目に飛び込んできたのは圧倒的な舞台美術。風煉ダンスの特徴である、観客の想像を超える舞台美術は、今回も健在でした。しかも、すごいのはその物量だけではありません。この舞台美術には様々な仕掛けが施してあり、観客を驚かせます。舞台は一軒のゴミ屋敷。無数のゴミに埋もれた屋敷、そこに住む白崎映美さん演じる老女・胆沢(いさわ)スエ。写真上部の中央にいるのが白崎さんですが、普段の姿からは想像もつかない、怪しげな老女を見事に演じていました。



舞台美術だけでなく、衣裳にもこだわりまくっているのが風煉ダンス。もはや衣裳の領域を超えた、舞台美術兼衣裳といった感じです。ゴミ屋敷のゴミたちに、かつて大和朝廷から蝦夷(えみし)と呼ばれた「まつろわぬ民(従わない、服従しない者たち)」の魂が宿ります。最初はただのゴミだった冷蔵庫やピアノが、登場人物へとトランスフォーム(変形)する場面は必見です!



今回の物語はゴミ屋敷を舞台にした現代と、まつろわぬ民たちと朝廷の戦いを描いた古代が交錯していきます。古代の場面では迫力のある殺陣(たて)も披露し、息もつかせぬ戦いが繰り広げられます。





90年代に一世を風靡したバンド「上々颱風(しゃんしゃんたいふーん)」の歌姫・白崎映美さん(写真上・中央)。そして、演劇界の風雲児・松尾スズキさんが主宰する「大人計画」などの音楽を担当し、自らも様々な舞台に出演する鬼才・伊藤ヨタロウさん(写真下)。この2人による歌も魅力のひとつです。バンドの生演奏に乗せ、役の心情やそのときの状況を歌いあげる音楽劇となっています。この2人以外にも、多くの場面で歌が入り、物語を盛りあげます。

舞台美術に衣裳、そして音楽と重厚な物語。舞台芸術の魅力を、思う存分に詰め込んだ演劇作品、それが風煉ダンス「まつろわぬ民2017」です。演劇が好きな方はもちろん、あまり演劇を観たことがない方でも楽しめる作品となっています。風煉ダンスの巻き起こす、怒涛の旋風に巻き込まれ、あっという間の2時間30分。どうぞ、お見逃しなく!



【まつろわぬ民2017】出演者の皆さんからのメッセージ動画


【まつろわぬ民2017】予告編  制作:風煉ダンス

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