【さきどりアリオス】間もなく開催!「第19回たんけんアリオス」はミュージカル♪

 「たんけんアリオス」は、いわきアリオスが開館から続けている、子ども向けのバックステージツアー*です。全国各地の劇場でもバックステージツアーは実施されていますが、「たんけんアリオス」の特徴は、アリオスの舞台裏を「たんけん」しながら、舞台上で実際に演じられるお芝居の舞台裏の仕事を「たいけん」するスタイルで開催していること。今回は、そのお芝居がシェイクスピアの「ロミオとジュリエット」を下敷きにしたオリジナルミュージカルということで、バンドマンも加わり、いつもより少し多い出演者、スタッフで稽古に励んでいます。ここでは、本番に向けて熱気が増している稽古の模様を少しだけ紹介します!
*=劇場の舞台裏がみられるツアー


 今回も「たんけんアリオス」の作・演出を担当するのは、福島市を拠点に活動する、演出家・劇作家の大信(おおのぶ)ペリカンさん。今回で11回目の「たんけんアリオス」になります!

 役者さんに、自ら動いて動きや表現を伝えるペリカンさん(写真一番右)。「たんけんアリオス」に参加してくれる子どもたちに、舞台・劇場の楽しさを伝えようと、いつも面白い仕掛け、脚本、演出で素敵な作品をつくりあげています。ペリカンさんの凄いところは、脚本、演出だけではなく、音楽までご自身で作ってしまうところ。今回は「ロミオとジュリエット」を、対立する歌謡界の事務所争いに巻き込まれる、若いカップルの悲劇に置き換え、更にそこで登場人物たちが歌う歌謡曲風の楽曲でお芝居が展開されます。

 「たんけんアリオス」では、高校生の生徒さんの中からこの公演に興味のある方にお願いし、出演者として手伝ってもらっています。今までは“演劇部”に所属している学生さんにお願いしていましたが、今回はミュージカルということで、合唱部の皆さんに応援を頼みました。

 この合唱部のメンバー、さすがに色々な舞台でステージをこなしているだけあって、演技経験の有無を問わず、気負わず楽しんで役を演じてくれている姿が印象的です。空き時間には、劇場内を庭のようにして同級生たちと和気藹々(あいあい)、伸び伸びと過ごしています。そんな彼らが本番の舞台で持ち前の美声を生かし、八面六臂の活躍をしますので、乞うご期待です!

 高校生を引っ張っているのが、東北を拠点にプロの俳優として活躍する佐藤隆太(りゅうた)さんと都甲(とこう)マリ子さん。(写真奥)

「たんけんアリオス」出演経験も豊富なので、共演する高校生、参加してくれている子どもたちへのサポートもバッチリ。切れのよい動き、緩急自在の台詞回しであくの強いキャラクターを演じ、舞台をひき締めます。そんな2人の姿もどうぞお見逃しなく!

 そして今回は、ペリカンさん作曲のメロディを、アレンジしてくださっているバンマス:鵜沼紀夫さん(写真右から2番目、サクソフォンのほか、打楽器も担当)、ドラム、ベース、ギターのバンドマンの皆さんの存在が大変ありがたいんです。

 バンマスの鵜沼さんは、ペリカンさんが作曲したメロディを今回のバンド編成にアレンジ。今回のために結成されたバンドのメンバーの演奏をまとめているだけではなく、高校生たちの歌の指導もされています! バンドメンバーの皆さんもお忙しい中、快く、そして楽しみながら出演を引き受けてくださって、10曲以上のオリジナル楽曲を生演奏で舞台を盛り上げます。

 大リハーサル室での稽古では、舞台・音響・照明のスタッフがビニールテープで空間をつくって、動きなどを確認。大道具や小道具をどう使うか、どんなものが必要か、音響・照明効果をどう使うと子どもたちに楽しんでもらえるか、舞台スタッフも稽古に立ち会い、芝居の流れを確認しながらプランをつくっています。


「たんけんアリオス」は、小学校3年生〜中学生とその保護者の方を対象に実施しており、参加者の募集は締め切りましたが、前回実施して好評だった客席からご覧いただく観覧者(無料)も同時に募集しています! こちらは、演じられるお芝居を観ていただく方が対象で、劇場内を“たんけん”していただくことはできませんが、年齢制限なくご覧いただけます。「中劇場ってどんなところ?」「ロミオとジュリエットってどんなお話?」「ミュージカルってどんな雰囲気なんだろう?」……気になることがある方は、ぜひお越しください。
 

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