【研修生レポート】アリオスでの2ヵ月を振り返って

夏休みに入り、いわきアリオスも毎年恒例のインターンシップ生の受け入れが始まりますが、今年はそれに先立ち、6月から7月にかけて1人の研修生がアリオスのスタッフと働きながらホール運営の勉強をしていました。館内での事業におでかけアリオスなど、連日さまざまな現場を体験したしたその研修生、佐藤安里紗さんに、2ヵ月間のアリオスライフを振り返ってもらいました。(編集部)

こんにちは、広報グループ研修生の佐藤安里紗です。7月もあとわずかとなり、気候もぐんと夏らしくなってきましたね。アリオスでは夏休みに入った子どもたちの元気な声が今日も館内に響き渡っています。

さて、個人的な話になりますが、7月31日をもって私の研修期間が終わりを迎えます。6月から2ヵ月間という、長いような短いような……といわきに来るまでは思っていましたが、いざ研修を終えて振り返ってみると、本当にあっ!という間の時間でした。まずは研修中にお世話になった皆さん、このブログを見てくださっている皆さん、ありがとうございました。

私は今年の4月から山形県鶴岡市に住んでおりまして、鶴岡市はいわき市よりも大きい面積、けれども人口はいわきの3分の1ほど、という自然豊か(カモシカの出没なんて日常茶飯事)で歴史的建造物も数多く残る風情ある城下町です。そこから初めていわき市に来たとき、ラトブや駅まわりのにぎわい、夕方になるとどこからともなくやってくる鳥たちなど、人と鳥の多さがとても印象的でした。そしてアリオスまで歩いていくと、想像をはるかに超えた立派な文化施設がそびえ立っていて、研修への期待感と緊張感が同時に胸に押し寄せてきたのを今でもはっきり覚えています。

アリオスでの2ヵ月間 アリオスでの2ヵ月間2

研修期間の中で、本当にたくさんの現場を経験させていただきました。舞台やコンサート、アウトリーチ、ワークショップなど幅広いイベントを通して、地域の皆さん、アーティストの皆さん、スタッフの皆さんそれぞれの“アリオスへの想い”を身近に感じることができました。現場では、アーティストがストイックにパフォーマンスと向き合い、丹精込めてスタッフと作り上げたプログラムをお届けする姿、そのパフォーマンスをお客様と共有する中で生まれる特別な空間、芸術文化を通して “アリオスで生まれる人と人との対話、つながり”というものを強く感じました。

アリオスでの2ヵ月間を振り返って

また、いわき市の皆さんが主体となって、アリオスとともに地域を盛り上げていくイベントにおいては、市民の皆さんの行動力や、あふれるほどのパワーが印象的で、それが、アリオスがいわきという地域において、“人と芸術文化が集う場”であり続ける原動力になっているのを実感し、市民と施設の関係性についても深く考えることができた研修でした。

アリオスで過ごした2ヵ月間 アリオスで過ごした2ヵ月間

一方、休日にはいわき市内散策をこれでもか、というほどすることができました。アクアマリンふくしまやスパリゾートハワイアンズ、湯本温泉といった王道の観光スポットはもちろんですが、カフェ巡りが趣味の私にとっていわきは宝庫!といわんばかりのカフェの多さに、気づけば1日に2、3軒はしごすることもあるほど、いわき市内を自転車で駆け巡るアウトドアな時間を過ごしました。

この2ヵ月、いわき市、そしてアリオスで過ごせた日々は私の人生の中でもとても濃く、実りのあるものでした。
文化施設を運営していくノウハウはもちろんですが、ひとつひとつの現場を通してこれまでつながることのなかった地域や人との出会いがあったり、そこで時間を共有することの楽しさがあったり、文化施設の役割や無限の可能性を、アリオスで研修させていただく中でとても強く感じました。

アリオスでの研修を終え、市民の皆さん、アーティストの皆さん、そして地域とともに歩み、育てていく文化芸術の場を、鶴岡市ではどう創っていけるか、どんな可能性を秘めているのか、今度は私たちが鶴岡市の皆さんと一緒に掘り起こし、考え、育んでいけることが今、とても楽しみです。

“住めば都”とよく言うように、2ヵ月のみの滞在ですらいわき市を離れるのが心細くなるほど、いわき市の皆さんとアリオスが大好きなので、今後もアリオスでの公演に足を運んだり、カフェ巡りの続きをしに、またいわきに戻って来たいと思います。

短い間でしたが、様々な場面で一緒に活動させていただく中で、いわき市のことをたくさん教えてくださった市民の皆さん、芸術文化が持つ可能性をパフォーマンスを通して再認識させてくださったアーティストの皆さん、幅広い知識と現場の両面からレクチャー、手厚いサポートをしてくださったアリオススタッフの皆さん、大変お世話になりました。
本当にありがとうございました。

そして、ぜひ一度は食と文化のまち、山形県鶴岡市にいらっしゃってください! もっけだの~! (ありがとうございました!)

[WRITTEN BY]研修生 佐藤安里紗

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