【事業レポート】おでかけアリオス んまつーポス 身体表現ワークショップ (2回目)

2017.10.4

【おでかけデータ】
日時・対象:2017年6月19日(月) 9:15~11:15 いわき市立宮小学校 全校児童 74名
     2017年6月19日(月)13:30~15:10 いわき市立草野小学校 絹谷分校 1年生〜4年生 15名
     2017年6月20日(火) 9:15~11:10 いわき市立久之浜第二小学校 全校児童 21名
おでかけアーティスト:んまつーポス(児玉孝文、みのわそうへい)、仁田晶凱 (にた あきよし・ダンサー)
撮影:村井佳史
文:矢吹修一(企画制作課)

 「おでかけアリオス」は、広大ないわき市のすみずみにアートを届けるべく、いわきアリオス開館前の2007年度から実施している主要事業の一つです。様々なおでかけアリオスのプログラムがある中で、クリエイティヴ・ダンス・ユニット“んまつーポス”による「身体表現ワークショップ」は2013年度から始め好評を博し、4年間で市内小中学校9校を対象に実施しました。この「おでかけアリオス」は他のものとは違い継続型の内容となっており、月に1回程度学校に通い、同じ子どもたちを対象に4〜6回の身体表現ワークショップを行います。5年目となる今年度は、久之浜第二小学校、草野小学校 絹谷分校、宮小学校、3つの学校を対象に5月〜10月までの6ヵ月の間、各校4回ずつおでかけし、身体表現に挑戦します。


また、この度これまでの取り組みが「キッズデザイン賞」を受賞する運びとなりました。
この4年間関わってくださった皆様に厚く御礼申し上げます。

詳細は、
【受賞報告】プレスリリース インフォメーション
をご覧ください。



今回は6月に行いました、2回目の様子を振り返ります。


 2回目の内容は、3校とも「オリンピックはすでに始まっている」という作品に挑戦しました。
 
 1ヵ月前に、んまつーポスとすっかり打ち解けている子どもたちは、どの学校もはじめから目をキラキラに輝かせ、やる気に満ち溢れて迎えてくれました。





 そんな子どもたちに応えるように、まずは、んまつーポスが「親知らず」というダンス作品を披露。速くて激しい動きや、叫ぶシーンなどもある作品に、目をまん丸にして圧倒される子どもたち。1曲踊りきる頃には、んまつーポス全員が肩で息をするぐらいとても運動量の多い作品です。

 息も絶え絶えになりながら、子どもたちに「一緒にみんなでやってみよう!」と呼びかけると、「えーーーーーー!!!!!」と子どもたちから絶叫の嵐。それでも興味のある子どもたち。早速、準備運動がわりに全員でこの作品に挑戦です。
 動きのポイントだけ簡単に教わり、曲に合わせて早速一緒に踊ります。んまつーポスからの指示をきっかけに、動きを変えていきます。

 さっきまで自分達にはできない作品だと思っていた子どもたちばかりでしたが、気がつけばんまつーポスに負けないくらいしっかりと踊れています。
 少人数の学校と大人数の学校では、全く違う作品のように観えてきて、対象が異なる学校で同じ内容のワークショップを実施する面白みを感じることができます。


 充分に身体が温まったところで、いよいよワークショップ2回目の本題に入ります。
 オリンピックをモチーフにした作品に取り組むため、北京オリンピックの新聞記事から写真だけを切り抜いたものをたくさん床に並べ、そこから1人ずつお気に入りの写真を選びます。

選んだら、その写真と同じポーズを自分の身体で表現していきます。




 その後、ペアになった友達のポーズと、んまつーポスから指定されたポーズを覚え、合計3つのポーズを基本にダンス作品に挑みます。









 ポーズを覚えたところで、会場中に椅子などをばら撒き、必ず表現する際に椅子を使用するというルールが加えられます。

 創ったポーズの中には、泳いでいるもの、ボールを投げているものや、歓喜の声をあげているものなど、様々なものがあり、椅子をどのように絡めて使用していくかは子どもたちの発想次第で決まります。



 ポーズが固まったところで、いよいよ作品として仕上げます。
 「ロサンゼルス オリンピック ファンファーレ」の曲に乗せ、手を胸に入場シーンからスタート。会場をオリンピックの競技場に見立て、観客の声援に答えます。いよいよ創った3つのポーズを、んまつーポスのみのわさんの合図にあわせ順番に表現していきます。
 椅子を絡めることで高低差が生まれ、一瞬にしてダンス作品へと変容。本物のオリンピック会場にいるような、熱気や緊張感がひしひしと感じるような作品に仕上がりました。

次回のワークショップでも、子どもたちの発想力や表現力をますます広げられるような活動を行っていきたいと思います。

この記事を読んだ人は以下の記事も読んでいます。

    共通フッター

    PAGE TOP

    本サイトの著作権(copyright)