【カンパニーデラシネラ】高校部活動めぐり 〜演劇部編〈その2〉

2017.11.30

2017.12/2(土)・3(日)、いわきアリオスの小劇場で上演する、演出家・小野寺修二さん主宰のカンパニーデラシネラ『ロミオとジュリエット』。その魅力を高校生の皆さんにも届けたい! ということで、いわきアリオスの演劇・ダンス担当スタッフによるプロモーション活動「高校部活動めぐり 〜演劇部編」を始めました。その様子を紹介します。

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「【カンパニーデラシネラ】「高校部活動めぐり 〜演劇部編〈その1〉」(ふたば未来学園高校・平商業高校)

文:前田百恵(企画制作課)



11/17(金)に私がおじゃましたのは、福島県立小名浜高校(いわき市小名浜)。演劇部顧問の松本先生は、いわきアリオスの演劇事業「いわきでつくるシェイクスピア『十二夜』」(2012年)の参加メンバー。演劇部の皆さんは今年8月、熊本県と東京都でいわきの高校演劇界のレジェンド・石原哲也さん作の『三人家族 2017』を上演をするなど、全国的にも活躍しています。石原さんは高校の先生として、かつては湯本高校と小名浜高校の演劇部を全国優勝に導いたこともあり、小名浜高校はその頃からの伝統を今も守り続けています。


福島県立小名浜高校 演劇部の皆さん。約20名の部員がいるなか、今回は1・2年生10名にお話を聞いていただきました

ふたば未来学園高校と平商業高校に続いて、今回も私にとって初訪問となった小名浜高校 演劇部では、部長の女の子に場を仕切ってもらうなど、助けていただいてばかりでした。また、演劇部の皆さんが初めて出会う小野寺修二さんの作品や、カンパニーデラシネラの斬新な表現方法に色々と想像をめぐらせてもらうことで、何とか『ロミオとジュリエット』のプロモーションが成立している気がしています。まずは、ありがとうございました。

小野寺修二さんは、カンパニーデラシネラを立ちあげたのち、約10年にわたって多くの作品を世に送りだしています。演劇部の皆さんには、身体表現にセリフを取りいれていない初期作品から、セリフを用いるようになった最近の作品まで、小野寺修二さん演出の過去作品の映像を観てもらいました。
「ヌルッとしてシュッとした身体の動き」「役者の膝がよく曲がっているし、相当な身体訓練を積まないとこんな風には動けないけど、どんな稽古をしているのだろう?」「『空白に落ちた男』で使っている音楽(アコーディオン奏者・作曲家のcobaが担当)が好き ※以下の動画参照」「何人もの役者がコートやジャケットを脱いだり、着たりする場面が面白い」など、日頃から舞台に立っている経験がある皆さんならではの感想が頼もしかったです。


福島県立磐城高校 演劇部の皆さん。私が訪ねる前、顧問の大久保先生も一緒にエチュード(即興演劇)の稽古をしていたそうです

つづいて、11/21(火)、福島県立磐城高校(いわき市平)へ伺いました。こちらでも、小野寺さんによる演出作品の映像や『ロミオとジュリエット』の作品写真を見た第一印象を高校生から聞いてみました。



「デラシネラ版『ロミオとジュリエット』の登場人物はキャピュレット家とモンタギュー家というイタリアの名家出身なのに、衣裳が貴族っぽくない……」という率直な感想も。なかには、いわきアリオスの舞台技術講座[照明コース]を受講してくれた部員もいて、照明が映える衣裳でもあること、この作品の照明家・吉本有輝子さんの繊細な照明をぜひ、演劇部の皆さんにも劇場で観てほしいことなどを話しました。
また、この作品の初演は高知県立美術館(2011年)だったように、様々な場所で上演できる作品であることに驚いている部員もいて、本当に観る人ごとに視点を変えることのできる、そんな作品をいわきで上演できる手ごたえを感じる演劇部めぐりでした。


市内の演劇情報を集めたアリオスの広報紙「エンゲキ☆アリペ vol.7」も持参し、担当のハギハラが内容を熱弁

2011年の初演以降、全国各地で観る者の想像力とともに、飛躍してきたカンパニーデラシネラ『ロミオとジュリエット』をお見逃しなく!



■高校生の皆さんに観ていただいた映像はコチラからもご覧いただけます

『空白に落ちた男』(2008年/作・演出:小野寺修二 音楽:coba 美術:松岡 泉 出演:首藤康之 小野寺修二 他)

■カンパニーデラシネラ『ロミオとジュリエット』
〔日時〕2017.12/2(土)18:30 3(日)14:00
〔会場〕いわきアリオス 小劇場
〔料金〕全席自由/2,000円 高校生以下 1,000円 ※3歳以下入場不可

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