【スキマチイワキ】「劇団ごきげんよう」がゆく! 内郷インタビューその4

2017.12.13

地域とアートを考えるプロジェクト「スキマチイワキ」。アリオススタッフが興味のあることをテーマに部を立ち上げ、地域の方と関わりながら、その活動を深め、新しい魅力を発見しています。その部活のひとつである「劇団ごきげんよう」では、宮崎県を拠点に活動する劇作家・演出家の永山智行さんと一緒に、地域の方のお話を聞き、一人ひとりの人生の物語を演劇にしています。2015年度に豊間編と田人編を上演してから約2年、現在は内郷(うちごう)編と遠野編を鋭意制作中。かつては炭鉱の町としていわきの、いや、日本の産業を支えてきた内郷地区。いわき市のほぼ真ん中に位置し、3万人弱の人々が暮らす町です。今回は、内郷地区で出会った皆さんを、「劇団ごきげんよう」メンバーが紹介する「内郷インタビュー」その4です。


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語り手:鞍田 東(あずま)さん
聞き手・文:渡邉里美(劇団ごきげんよう)


※写真後列中央が鞍田 東さん、前列右から2番目が渡邉里美さん

2016年9月4日(日)、国道6号線沿いにある内郷公民館でお話を伺ったのは、職場が内郷地区にあった鞍田 東さんです。鞍田さんは、大学を卒業された後、常磐炭礦に勤務されていました。常磐炭礦といえば、私のなかでは、閉山に向けた様々な取り組みや、その後の常磐ハワイアンセンター(現・スパリゾート・ハワイアンズ)の営業開始などが記憶にあります。なんと鞍田さんは、その過渡期に尽力されていた方でした。他にも、震災のときに津波が襲い、驚異の復旧作業により回復再開された常磐共同火力 勿来発電所は、火力発電所として日本で類を見ない最高の技術で造られていると言う事を熱く語っていました。それらの、いわき市のエネルギー産業の曙(あけぼの)といえる内容に驚きと感動を受けました。



また、子どもの頃に過ごした満州での話や、兄弟で遊んだ事、お母さんとの思い出なども聞かせてくださり、あっという間に2時間が過ぎてしまいました。退職後、フルートを覚え、お知り合いのコンサートに出演したり、奥様のハープと一緒に慰問活動等をされていると話されていました。その奥深い人生の物語は、分け隔てなく、人の数だけ存在します。「わたしの人生の物語、つづく。」内郷・遠野編を、ぜひ観に来てみてください。アリオスの大リハーサル室でお待ちしています。




「劇団ごきげんよう」メンバー紹介:渡邉里美
いわきで活動する「劇団いわき小劇場」の劇団員です。劇団では照明スタッフを担当することが多く、勉強中です。趣味はカラオケと写真撮影。先日、人生で初めての全身麻酔を体験し、生まれ変わった気持ちで今回の「劇団ごきげんよう」に取り組んでいます。



内郷編では約1年をかけて、「劇団ごきげんよう」のメンバーが7名の方にインタビューをしました。インタビューを終えたメンバーは、聞いたお話を文章に起こし、12月の上演に向けて台本をつくっています。7名の人生の物語が重なり合うことで、内郷という地域が浮かび上がる、そんな上演になります。
また、同時に遠野編も上演します。こちらは遠野地区に在住・出身の7名の方に、遠野での思い出をもとに短い台本を書いていただき、それを永山智行さんが遠野の物語として膨らませています。
内郷編と遠野編の完成を、どうぞ楽しみにお待ちください。

スキマチイワキmeeting vol.12 劇団ごきげんよう
「わたしの人生の物語、つづく。」内郷編・遠野編
〔日時〕12/16(土) 15:00開演
〔会場〕いわきアリオス 大リハーサル室
〔料金〕無料(要事前申込)

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