【第80回あそび工房ふりかえり】母の日、ありがとうの気持ちを伝えようの巻

2018.6.16

あそび工房80画像

【事業データ】
日時:2018年5月13日(日)14:00~16:00
会場:いわきアリオス 本館2階カンティーネ+カスケード
プログラム:
1.磐城高等学校青空おはなし便愛好会「おはなし会」
2.ひーちゃんの「モールのお花づくり」
3.折り紙やさん
4.おもちゃクリニック
5.aromaまの「ハンドマッサージ」
6.こうくんの「将棋コーナー」
7.大平さんの「折り紙の花束をつくろう」
8.ゆりアリオス幼稚園「紙コップのクラフト」
9.みかづきやさんの「ありがとうのカードづくり」


文:永沼絵莉子(広報グループ)

いわきアリオスを“こどもたちのあそび場”に、を合言葉に、市民のみなさんとできることを持ち寄って月に1度開催している「あそび工房」。2011年8月に始まって、とうとう80回になりました。
5月の「あそび工房」は、母の日に開催。コーナーも、「ありがとうのカードづくり」や「花束づくり」など、母の日にちなんだものが多かったです。

しかし開始早々、「だいちゃん列車」でおなじみのこども店長・だいちゃんが、コルクマットを積み木のように組み立て始めたのをきっかけに、カスケードいっぱいにコルクマットが。
普段は、おはなし会のときなどに床に敷いているコルクマットを、壁と屋根のように組み立てれば秘密基地ができあがるなんて、立体にするという発想がなかった大人たちは驚き、「これから何ができあがるんだろう」とドキドキしながら見守っていました。
秘密基地を壊して、今度は迷路のように道を作れば、誰かが「この上しか通っちゃだめだよ!」なんて言わなくても、自然とみんなその上を歩きます。コルクマットのないところを飛び越えたり、反対側から来た人と鉢合わせしたらじゃんけんして道を譲ったり、壊すのも、作るのも、ルールが無いことも、あることも、全部あそびになるんだなと思いました。
あそび工房80画像
写真中央、今にも走り出しそうなのが、だいちゃん



普段の「あそび工房」では、「将棋コーナー」を始め、ふうせんバドミントン、手づくりのふくわらいなど、その発想力の豊かさでいつも大人を驚かせるこども店長のこうくん。
こども店長、といつも紹介していますが、今年で中学生になりました。「あそび工房」のお兄さんとして、あそびに来た子たちと一緒に楽しみながら、見守ってくれています。
コルクマットコーナーでも、年下のこどもたちに怪我のないように声をかけてくれていました。
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盛り上がるあまり、のしかかられるこうくん


そのこうくんをいつもニコニコと見守っているのが、お母さんの敦子さん。普段こうくんのコーナーについての事前のやりとりは敦子さんと行っているのですが、こうくんのアイデアマンっぷりと、のびのびとした穏やかな性格はやっぱりお母さんが支えているんだなと思います。
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大平さんによる「折り紙の花束をつくろう」コーナーでは、折り紙に細く切れ目を入れ、割りばしに巻き付ける、カラフルなお花をつくりました。小学生くらいの子を中心に、はさみを使って丁寧に作っている子が多かったです。



みかづきやさんでは、普段はこども店長・むっちゃんのお気に入りの絵本から着想を得たクラフトや、季節のあそびなどを行ってくれています。今回は母の日にちなんで、「ありがとうのカードづくり」を。
様子を見ていて、いつもよりお父さんと一緒にカードを作っている子が多いなと思いました。家に帰って、お母さんに「いつもありがとう」の気持ちを込めて渡すのかなと考えると、胸があたたかくなりました。そしてそれは、むっちゃんのお母さん、美紀さんも同じだったようで、「あそび工房」終了後のふりかえり会でも、嬉しそうに話してくれました。
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写真奥、首にみかづきやさんのネームプレートをかけているのが店長のむっちゃん。早くコルクマットあそびの輪に加わりたくて、心ここにあらず

この日は、今年中学3年生になった、むっちゃんのお姉ちゃんで初代・みかづきやさんの店長、みづきちゃんも来てくれていました。中学校では吹奏楽部に入部して頑張っているようで、こうして時々元気な姿を見せてくれます。「おもちゃクリニック」院長の秋田さんは吹奏楽やオーケストラが好きで、当館で行われる吹奏楽の大会にも足を運んでくれているのですが、みづきちゃんの演奏している姿を見つけると「みかづきやさんのお姉ちゃん、頑張ってたよ」と報告してくださいます。
会う度に、「制服着てる!」とか「背が伸びてる!」とか言っていたのですが、いつの間にかもう高校受験とのこと。世のお父さん、お母さんたちも、毎日家で顔を合わせていても、不意に「もう3年生かぁ」などと感慨深く思ったりするのでしょうか?
ちなみに妹のむっちゃんは、現在小学5年生。これまでは私に対してもくだけた口調だったのが、最近は敬語で話してくれるようになり、成長に驚くやら、なんだかちょっと寂しいやらです。
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こうくんの将棋コーナーを見ながら、「久々に将棋やりたいなー」としきりにむっちゃんを誘っていたみづきちゃん(が、むっちゃんはコルクマットに夢中)



いつも「おはなし会」をしてくれている、磐城高等学校の青空おはなし便愛好会も4月に会員が増えて賑やかになってきました。同い年の女の子たちが集まるとやっぱり楽しいらしく、読み聞かせのアドバイスを共有しながら、仲良くやっている姿に和みます。回を重ねるごとに読み聞かせもみるみる上達し、こどもたちもその楽しい空気に引き寄せられるのか、笑顔で聞いてくれています。今回は「おはなし会」の終わった後にも、こどもたちからリクエストされた絵本を読んであげていました。
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「おはなし会」の前には、「キッズ★アリペ」の連載コラム「アロマのはなし」でお馴染み、aromaまこと青田さんが、お母さんたちへハンドマッサージをしてくださいました。というのも、「おはなし会」の始まる少し前からハンドマッサージを始めて、そのままこどもたちはお姉さんたちの読み聞かせを聞いたら、お母さんたちもリラックスできるのでは? と青田さんから提案してくださったのです。子育て経験も豊富、さっぱりとした性格でいつも溌剌としている青田さんです。



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青空おはなし便愛好会の一員でもある、“ひーちゃん”ことひかるさん(写真左)による「モールのお花づくり」。元々は、「絵本の読み聞かせ以外のコーナーもやってみたい」と相談してくれていて、昨年度3月の「あそび工房」でお母さんの美佳さんと一緒にモールのコーナーを企画してくれたのです。美佳さんは、いわきアリオスでの公演の際のフロントスタッフや、インフォメーションの受付、月末のダイレクトメール送付作業などを行ってくれている、アリオスを支えるベテランスタッフの1人です。
昨年度3月のコーナーをする際も、どうしたら尖ったモールの先端を安全に扱えるか、もしたくさん人が集まったらどうやって順番を待ってもらうか……など、細かいところまで親子で話し合って準備してくれていました。
今回はひかるさんと、「あそび工房」スタッフの櫻井さんの2人で、準備から、こどもたちに教えるところまで、気を配って運営してくれました。


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さらに、昨年度3月の「あそび工房」からスタッフに加わってくれた、磐城緑蔭高校の飯田りなさん(写真右)は「折り紙やさん」として、今回はお友達の坂本捺(なつ)さんも一緒に参加してくれました。いちごやハートなどのかわいい折り紙を教えてくれています。
初めて「あそび工房」に来てくれたときから、こどもたちに対するコミュニケーションの取り方や、しっかりした受け答えに、大人スタッフは驚いていましたが、前回の反省を活かしてスムーズに行うにはどうしたらいいか? と考えて参加してくれているので、頼もしい気持ちで見守っています。



2016年度から、アリオスのスタッフとして「あそび工房」を見守るようになって、早いもので3年目になりました。「あそび工房」や「キッズルーム・シアター」を通して、予想外にたくさんのこどもたち、そしてそのお母さんに出会っているなぁと思います。
そして、「あそび工房」スタッフとして支えてくださっている、こども店長のお母さんたち。「あそび工房」の中で、あそびに来たこどもたちはもちろん、コーナーを運営するこども店長たちも楽しそうな姿を見せてくれるのは、そのお母さんたちのおかげです。
高校生スタッフたちも、その屈託のなさや礼儀正しさを見ていると、彼女たちに注がれているご両親の愛情を感じます。
きっと今回の「あそび工房」が終わった後、私の知っているお母さんや、知らないお母さん、たくさんのお母さんたちが「いつもありがとう」の言葉を貰ったのだと思うと、胸が熱くなります。自分の母には少し前のりしてプレゼントをあげていたのですが、今年の母の日はいつもよりも印象深いものになりました。
いつもあそびに来ていただき、ありがとうございます。

次回、「第81回あそび工房」は6/23(土)14:00~16:00の開催です。
場所は本館2階 カンティーネとカスケード。
参加費無料、申込み不要、あそびに年齢制限ナシ! なので、みんなであそびに来てください。

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