【事業レポート】舞台技術基礎講座 はじめの一歩 vol.13(2018年度)1日目/全4日

2018.7.15

文・写真:高木未緒(いわきアリオス 施設管理課 施設サービスグループ)
写真(*印):鈴木宇宙

■事業データ
舞台技術基礎講座「はじめの一歩vol.13」リアルに公演やってみます編 part.7
〔開催日〕2018年5月3日(木・祝)〜6日(日) 4日間  
〔会場〕いわきアリオス 中劇場
〔出演〕Right Way(いわき市内で活躍するバンド)
〔講師〕いわきアリオス 舞台スタッフ
〔受講者〕高校生 23名 一般 6名(合計29名)

いわきアリオスが開館した2008年以来、毎年1回程度開催し、好評の「舞台技術基礎講座 はじめの一歩」。「はじめの一歩」は、舞台・照明・音響の「裏方」の仕事を体験しながら、舞台技術の基礎知識を学べる初心者向けの舞台技術講座です。この講座では、座学だけでなく、機材を使った実際の公演を作る過程を学べるカリキュラムを、毎回準備しています。今回は、2013、2014年度にも登場した市内のロックバンド・Right Wayの皆さんにご協力いただき、本格派ロックバンドのライブを作り上げるプログラムを行いました!
13回目となる今回は、市内に限らず、遠くは神奈川県から、高校生以上29名の方にご参加いただきました。その様子を振り返ってご紹介します。

【1日目】5月3日(木・祝)18:30〜21:00
講座初日の準備は、受講生の皆さんへ見せる“お手本公演”の仕込みからはじまります。18:30からの講座に向けて、アリオススタッフは朝9:00から準備をスタート。仕込み時間におよそ6時間半、その後出演者のRight Wayの皆さんとのリハーサルを経て、受講生の皆さんを迎える準備を着々と整えていきます。

リハーサルの様子


開演を待つ受講生の皆さん

まず受講生を惹きこむために、オープニングの演出はスタッフが毎回知恵を絞っているところです。
今回使ったのは紺色の紗幕(しゃまく)。



一見何の変哲もない紺色の一枚幕ですが、薄手の透ける素材なので、照明の当て方で紗幕の奥にいる人や物を浮かび上がらせたり、隠したりできる二重の効果を演出することができます。この紺紗幕を曲のはじまりで一気に振り落とします!

2曲目では赤い別珍製の幕(下写真 舞台後ろの赤い幕)を降ろして雰囲気を変え……


3曲目ではロスコマシンというスモークを出す機材を使用。スモークを出してギターさん・ベースさんを隠し、ボーカルさんを目立たせます。
*

アンコールとなる4曲目では、照明にキラキラと反射する雪を吹き上げてラストを盛り上げました。いつもはホリゾント幕(舞台最後方にある幕で、効果的な照明をあてる壁面の役割りをする)や大黒幕(ホリゾント幕を隠す大きな黒い幕)で隠れている舞台奥の階段も、バンドの雰囲気に合わせて背景として利用する技ありの工夫も……。
*

ライブの熱気の冷めやらぬ中、施設管理課本田課長のバラシ(片付け)解説がはじまります。

受講生と、舞台を見ながら説明する本田課長(マイクを持っています)

舞台スタッフは撒き散らした雪をお掃除


音響スタッフは、増設したメインスピーカーをバラシ


照明スタッフは、舞台前方の照明機材をバラシます

スピーディに見えるバラシですが、安全に細心の注意を払って行われています。お客様や出演者はもちろん、主催者側のスタッフ、乗込みの技術スタッフ、ホール付きのスタッフすべてが、安全に怪我なく公演を終えられるように「安全管理」を行うのは、アリオススタッフの大命題です。

本田課長からは、安全についてと、自分たちが主催して催事を行う時の心得が伝えられました。質疑応答では、受講生の皆さんからは具体的な質問が飛び、1つひとつスタッフが応えていきます。
各々疑問点を消化したところで、まずは1日目が終了です。

<ブログ 2日目に続く>



★現在、8月2日(木)~5日(日)に行う「舞台技術基礎講座 ステップ2」の受講申込みを受付中!
 はじめの一歩からさらにステップアップした内容を準備中ですので、高校演劇コンクールを目指す演劇部の高校生、自主公演を考えている芸術団体の方、舞台裏方に興味のある方等々……ご応募お待ちしております!

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[WRITTEN BY]いわきアリオス 施設管理課 施設サービスグループ / 高木未緒

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