【事業レポート】舞台技術基礎講座 はじめの一歩 vol.13(2018年度)2日目/全4日

2018.7.19

文・写真:高木未緒(いわきアリオス 施設管理課 施設サービスグループ)

■事業データ
舞台技術基礎講座「はじめの一歩vol.13 リアルに公演やって見ます編 part.7」
〔開催日〕2018年5月3日(木・祝)〜6(日) 4日間
〔会場〕いわきアリオス 中劇場
〔出演〕Right Way(いわき市内で活躍するバンド)
〔講師〕いわきアリオス 舞台スタッフ
〔受講者〕高校生 23名 一般 6名(合計29名)

いわきアリオスが開館した2008年以来、毎年1回程度開催し、好評の「舞台技術基礎講座 はじめの一歩」。「はじめの一歩」は、舞台・照明・音響の「裏方」の仕事を体験しながら、舞台技術の基礎知識を学べる初心者向けの舞台技術講座です。この講座では、座学だけでなく、機材を使った実際の公演を作る過程を学べるカリキュラムを、毎回準備しています。今回は、2013、2014年度にも登場した市内のロックバンド・Right Wayの皆さんにご協力いただき、本格派ロックバンドのライブを作り上げるプログラムを行いました!
13回目となる今回は、市内に限らず、遠くは神奈川県から、高校生以上29名の方にご参加いただきました。その4日間の講座の様子を、1日毎に振り返ってご紹介します。

<前日までのレポート>
【事業レポート】舞台技術基礎講座 はじめの一歩 vol.13(2018年度)1日目/全4日

【2日目】5月4日(金・祝)13:00〜18:30
2日目からは、より実践的な講座へ。前半は音響講座、後半は照明講座を行いました。

音響講座
アリオスの音響グループスタッフは、機械に強い男性ばかり。講座も映像やタブレット端末を駆使して進めていきます。




マイク、スタンド、ミキサー、ケーブルの実物を見る受講生の皆さん


普段見ることのできない中劇場の常設スピーカーを、裏側から見学!


毎回ご好評をいただいている、自分の好きな音楽を流して行う“ スピーカーの聴き比べ”。客席のどの場所でどんな風に音が聞こえるのかを、歩き回って確かめます。


ケーブルを多く用いる音響セクションに欠かせない基礎技術の1つが、ケーブルの絡まりを防ぐための巻き方“8の字巻き”。スタッフについて、8の字巻きのコツを学びます。


最後に、20mになる極太のマルチケーブル(マイクケーブルを数本分まとめたもの)を数人がかりで巻いていきます。


照明講座
後半の照明講座では、まず基本の照明を説明。実際に1つひとつ点灯して確認していきます。


アッパーホリゾントライトとローホリゾントライトにそれぞれ色を入れて


ホリゾント幕を降ろすと、幕がムラなく染まります。


前明かり(舞台を前から照らす照明)となるシーリングライト(上図の赤カコミ部分)の説明もしました。

シーリングライトを仰ぎ見る受講生


普段はブリッジ(舞台上部に吊り物をするために設置される、橋のような舞台機構)に吊ってあるムービングライト(動くライト)を下ろし、間近で様々な柄や色・形を映し出す光の動きを観察します。

照明の明かり部分に手をかざして、ムービングライトの熱量を実感

効果機材の1つである波マシンは、赤いフィルターを入れれば炎に、青いフィルターを入れれば川の流れのようにも見えるとスタッフが解説。アイディアと機材・素材を組み合わせて、思い描いた明りを作り出すのも、照明セクションの醍醐味です!


照明作業に欠かせないシュート(照明機材を目標とする場所・角度・大きさにあてるために行う調整作業)。受講生が体験した模擬シュートでは、灯体を吊った照明バトンを下ろした状態で明りの大きさと角度を調整します。


照明が上がった時にどうなるかをイメージして対象物に照準を合わせる難しい作業なのですが、中には一度でぴたりと対象物に当てる勘の良い受講生もちらほら……。


講座の最後はいつも、講師陣への質問コーナーを設けています。2日目はスタッフとも打ち解けてきて、和気あいあいとした雰囲気で終了しました。


<ブログ3日目に続く>


★現在、8月2日(木)~5日(日)に行う「舞台技術基礎講座 ステップ2」の受講申込みを受付中!(【照明コース】は定員に達したため受付終了 7/20現在) 「はじめの一歩」から更にステップアップした内容を準備中ですので、高校演劇コンクールを目指す演劇部の高校生、自主公演を考えている芸術団体の方、舞台裏方に興味のある方等々……ご応募お待ちしております!

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[WRITTEN BY]いわきアリオス 施設管理課 施設サービスグループ / 高木未緒

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